キャラガーがリヴァプールの現状に苦言 サラーの“絶対的地位”に「先発固定はやめるべきだ」

絶不調のサラー photo/Getty Images

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献身性の欠如

元リヴァプールのジェイミー・キャラガー氏が、アルネ・スロット監督に対し、FWモハメド・サラーの不調が続くのであれば、彼の先発起用を見直すよう警告を発した。昨シーズンはプレミアリーグ得点王に輝いたサラーだが、今シーズンはリーグ戦11試合でわずか4ゴールに留まり、そのパフォーマンスが問題視されている。『Mirror』が伝えている。

キャラガー氏は、サラーが守備に戻らない戦術的な負担がチームを危険にさらしていると指摘。「片方のエンドでゴールを決めず、もう一方のエンドでチームを危険に晒しているのなら、その戦術は無意味だ」と『The Overlap』で語った。同氏は「サラーが毎週先発する時代、特にアウェイでは、終わらせなければならない」と、起用法の変更を強く求めている。

これに同調し、元マンチェスター・ユナイテッドのウェイン・ルーニー氏も、サラーの守備への貢献不足が右サイドバックを孤立させ、対戦相手に狙われているとの懸念を示している。また、元リヴァプールのスティーブ・ニコル氏も「彼をプレイさせ続けても、彼をベストの状態に戻す解決策になっていない」とし、一度ベンチに座らせてサラーに異なる状況を与えるべきだと主張している。
サラーは、12月からアフリカネイションズカップでチームを離れることが決まっている。キャラガー氏らの厳しい指摘は、サラーの献身性の欠如を許容できる段階が終わりを迎えていることを示唆している。チームの結果を最優先するのであれば、監督は彼の先発起用を改めて見直す必要があるだろう。

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