アーセナル、ブライトンの追撃かわし首位キープ ウーデゴーの復調もありリーグ2連勝

今季初ゴールを決めたアーセナル主将ウーデゴー Photo/Getty Images

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後半に1点を返されるも

プレミアリーグ第18節、アーセナルとブライトンの試合が行われた。

直前に行われたノッティンガム・フォレストとマンチェスター・シティのゲームをシティが制しており、アーセナルが暫定2位という状況で行われたこのゲーム、アップ中に左サイドバックのカラフィオーリが怪我し、代わりにルイス・スケリー、また右サイドバックにはライスを起用するというメンバーで臨んだ。

2分に左からの大きなパスにギェケレシュが反応し、中央でいきなりシュートに持ち込む。その後もサカの右からの単独突破など序盤からアーセナルがチャンスを作る。
スコアが動いたのは14分、GKからのビルドアップを奪った局面でサカからのパスを受けたウーデゴーが左足を振り、ニアを撃ち抜いた。

なかなか効果的な繋ぎを見せられないブライトン。逆にボールを奪われてアーセナルのカウンターを許すシーンが続き、ペースを掴むことができない。37分にもロングスローからのボールを跳ね返されロングカウンターを喰らってしまう。トロサールが長い距離を持ち上がったが、最後のライスのフィニッシュは決め切ることができなかった。

44分にはアーセナルの波状攻撃にあうが、フェルブルッヘンのビッグセーブもあり、どうにか凌ぐブライトン。45分には長いパスに反応し走り込んだギェケレシュをフェルブルッヘンが倒してしまうが、イエローカードが出たにとどまった。試合は前半を1-0で終える。

前半はシュートを1本も打てなかったブライトンはミンテ、ウィーファーをピッチに投入しゲームを変えようと試みる。50分にはようやくヒンシェルウッドが初めてのシュートに持ち込むが、GKラヤの正面に。

しかし52分、ライスのコーナーキックがオウンゴールを誘い、アーセナルに追加点が入る。ニアに入ったボールにラターが頭で触ったが、ボールはそのままネットに吸い込まれてしまった。

60分には角度のないところからギェケレシュが強烈なシュートを放ち、直後にはサカがチャンスを迎えるなどアーセナルの時間が続く。しかし64分、アヤリのシュートがポストを叩いたところをディエゴ・ゴメスが押し込み、ブライトンが1点を返すことに成功する。

失点を喫したアーセナルは負傷明けのガブリエウ、さらにジェズスをピッチに投入し、リズムを変えようと試みる。追いつきたいブライトンも古巣対戦となるウェルベックを送り込み、得点を狙いにいく。76分にはミンテの見事なコントロールシュートがアーセナルゴールを襲うが、ラヤがビッグセーブを見せてチームを救う。

途中出場のマルティネッリにも決定機が訪れるなど、終盤は緊迫した展開に。どちらもゴールの匂いを漂わせるなか、ATにはサカがビッグチャンスを迎えるがダンクがシュートをブロックし得点ならず。アーセナルが逃げ切り、首位を堅持した。


[スコア]
アーセナル 2-1 ブライトン

[得点者]
アーセナル
マルティン・ウーデゴー(14)
ジョルジニオ・ラター(52・OG)

ブライトン
ディエゴ・ゴメス(64)



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