プレミアリーグでもっとも過小評価された“250万ポンドの英雄”とは オーウェン氏語る

リヴァプールのレジェンドの1人であるオーウェン氏 Photo/Getty Images

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リヴァプールのビッグ・サミ

現在に至るまで華やかな選手たちの見本市となってきたプレミアリーグだが、歴史を語るとき、あまり話題に上がらない選手たちも数多くいる。

リヴァプールやニューカッスル、マンチェスター・ユナイテッドで活躍してきた元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏は、『OLBG』にて“もっとも過小評価されたチームメイト”の名を挙げた。

「リヴァプールのサミ・ヒーピアだ。彼は本当に素晴らしい選手だったと思う。プレミアリーグ史上最高のディフェンダーについて人々が話しているのを聞くと、彼の名前が挙がることは決してない」
「彼は並外れた、信じられないほど素晴らしい選手だった。人々が気づかないような些細な点もあるかもしれないが、彼は本当に本当に素晴らしい選手だった。過小評価されている選手の中で、私が選ぶのは彼だ」

ヒーピア氏はオランダのヴィレムIIから250万ポンドの移籍金でリヴァプールにやってきた。現在の相場からすれば、ずいぶんと安い金額だと感じる。しかし初年度からレギュラーとなり、04-05シーズンにはチャンピオンズリーグ優勝にも貢献している。

195cmの巨躯を誇り、空中戦の強さだけでなくチームの統率力にも優れ、キャプテンも任されたヒーピア氏は「ビッグ・サミ」の名でファンにも親しまれた。しかし、確かにプレミア史上最高のDFは?という話題に彼の名前が挙がることは少なかったかもしれない。

怪我をせず、リヴァプールで464試合に出場した記録をもつヒーピア氏。華やかな存在ではなかったかもしれないが、DF不足に悩む現在のリヴァプールに彼がいたら、きっと重宝したのではないだろうか。




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