27日、プレミアリーグ第18節が行われ、ノッティンガム・フォレストとマンチェスター・シティが激突した。
序盤からアウェイのシティがボールを握るなか、最初のチャンスはフォレストに。7分カラム・ハドソン・オドイのインスイングのクロスにイゴール・ジェズスとモーガン・ギブス・ホワイトが飛び込むもギリギリ触れず。シンプルな攻撃からホームチームがチャンスを作った。
フォレストの堅いブロックと出足のいい守備に苦戦するシティはなかなか深い位置まで侵入できず、決定機を作ることができない。一方のフォレストはワントップのジェズスが前線で起点となり、ハドソン・オドイとオマリ・ハッチンソンの両ウイングからチャンスを作る。
前半は安定した守備から流れを作ったフォレストが優勢に試合を進め、シティは思うような攻撃ができず。スコアレスで後半を迎える。
後半開始早々の46分、裏に抜け出したジェズスとルベン・ディアスが交錯。前半イエローカードを1枚もらっているディアスに2枚目が出るかと思われたが、カードは提示されず。シティとしては助かる形になった。
すると48分試合が動く。PA付近でボールをもらったラヤン・チェルキのパスに抜け出したタイアニ・ラインデルスが左足で流し込み、ゴール。アウェイのシティが先制に成功した。勢いに乗るシティは50分今度はラインデルスのパスを受けたチェルキがドリブルから右足を振り抜くもこれはジョン・ヴィクトルがビッグセーブを見せる。
54分フォレストが同点に追いつく。ギブス・ホワイトの持ち上がりからハドソン・オドイを経由して、再びボールを受けたギブス・ホワイトがジェズスへスルーパス。最後はジェズスの折り返しをハッチンソンがボレーで合わせゴール。フォレストがシティのお株を奪うような綺麗な崩しで試合を振り出しに戻した。
65分フォレストにチャンス。ギブス・ホワイトのパスからネコ・ウィリアムズがミドルシュートを放つもこれはジャンルイジ・ドンナルンマがビッグセーブ。さらにそのこぼれ球にニコロ・サヴォーナが反応するが、シュートは枠を捉えきれなかった。
勝ち越しゴールを狙うシティは71分ラインデルスに代えてサヴィーニョを投入する。72分フォーデンがチェルキとの連携からPA内で強烈なシュートを放つが、これはヴィクトルが足で防ぐビッグセーブ。フォレストのピンチを救った。
1-1のまま試合は終盤へ。すると82分シティが勝ち越しに成功する。フォーデンのCKをファーサイドのヨシュコ・グヴァルディオルが折り返すと、チェルキがダイレクトシュート。抑えの効いたシュートがネットを揺らし、再びシティが前にでた。
リードを奪われたフォレストは86分ニコラス・ドミンゲスに代えてタイウォ・アウォニイを投入。前線の数を増やし、ゴールを奪いに行く。
一方のシティは87分この試合1ゴール1アシストのチェルキを下げてネイサン・アケをピッチに。1点のリードを守りに入る。
フォレストは最後猛攻を仕掛けるも得点は奪えず。シティが苦しみながらもフォレストを下し、プレミアリーグ6連勝を飾った。
ノッティンガム・フォレスト 1 - 2 マンチェスター・シティ
ノッティンガム・フォレスト得点者
オマリ・ハッチンソン(54分)
マンチェスター・シティ得点者
タイアニ・ラインデルス(48分)、ラヤン・チェルキ(83分)