エリクセンが語るマンUの“異常な日常” 高すぎる基準が生むプレッシャー「カップ戦を優勝しても……」

FAカップを優勝したユナイテッド Photo/Getty Images

続きを見る

タイトル獲得も「不十分」

VfLヴォルフスブルクに所属するクリスチャン・エリクセンが、『Times Sport』のインタビューに応じ、クラブ内部の驚くべき空気感を明かした。同選手によれば、チームはカラバオカップやFAカップで優勝しても、それを盛大に祝うことはほとんどないという。

エリクセンは、自身が出場しなかった2つの決勝戦(カラバオカップとFAカップ)での優勝を振り返り「一番不思議だったのは、ユナイテッドではこれらのカップ戦で勝っても、あまり祝わないことだ」と語った。優勝した翌日であっても、まるで「普通の日」のように扱われることに、同選手は強い違和感を覚えたようだ。その理由についてエリクセンは、メガクラブとして積み重ねてきた歴史が背景にあると分析する。

「クラブがあまりにも大きいから、重要視されるのはプレミアリーグとチャンピオンズリーグだけ、そんな雰囲気がある。“勝ったんだから祝おう、何かを成し遂げたんだから”と思う人もいるだろう。だが、クラブの歴史を考えると、それだけでは十分じゃない。正直、少し奇妙に感じた」とエリクセンは語っている。
ファンからすれば、少し寂しい気もするが、それこそが赤い悪魔の誇りなのかもしれない。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.312 波乱の前半戦TOPICS

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ