もう一度セルティックに古橋が欲しい? 苦戦する古巣にクラブOBは「キョウゴがグラスゴーに戻ってくるとの話が出てきても驚きはない」

セルティックでゴールを量産した古橋 photo/Getty Images

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実現する可能性は高くないとしながらも……

セルティックはスコットランドの絶対王者としてリーグ制覇が義務付けられているクラブだが、今季はハーツに3ポイントのリードを許して2位に甘んじている。

そのセルティックで物足りないエリアの1つとなっているのがセンターフォワードで、絶対的な点取り屋が不足している。今冬の市場でFWの補強に動く可能性が出ているが、最近スコットランドで話題を呼んでいるのが『古橋亨梧の復帰案』だ。

古橋はセルティックでゴールを量産し、そこからフランスのレンヌ、現在所属するイングランド2部のバーミンガムへと移籍してきた。しかし、レンヌとバーミンガムでは全く結果を出せていない。そうした状況を受け、セルティックが古橋の再獲得へ動くのではとの噂が浮上したのだ。
この噂について、クラブOBのクリス・サットン氏は今すぐ古橋が欲しいと個人的願望を口にしている。ただ、最近の古橋が結果を残せていないのは事実であり、そこはサットン氏も理解している。復帰が実現する可能性は低いと見ながらも、サットン氏個人としてはまた古橋がセルティックでプレイする姿を見たいようだ。

「今のチームで信頼できるゴールスコアラーが不足しているのは大きな問題だ。だからこそ、キョウゴがグラスゴーに戻ってくるとの話が出てきても驚きはない。キョウゴがセルティックを去ってから良い時期を過ごしていないのは事実であり、バーミンガムでは多くのチャンスを逃してスタメンから外れる機会も増えた。彼が自信を失っているのは明らかで、セルティック時代の面影は薄れているのかもしれない。あるいは、セルティックを離れる半年ほど前から衰えの兆候が見られたと言う人もいるだろう。しかし、それでも私ならすぐに彼を受け入れる。単純に、現在のセルティックが抱えているどのFWよりも優れているからだ」

「キョウゴはセルティックでビッグゲームプレイヤーであることを証明してきた。この環境で力を発揮し、カップ戦決勝、ダービー、そして欧州カップ戦でも、チームが必要とする場面で力を発揮した。ただ、復帰が実現するとは思っていない。彼もグラスゴーに戻りたいだろうか?またキョウゴを再獲得するということは、クラブのスカウティングが適切に機能していないことを事実上認めることになる」(『Daily Record』より)。

古橋にとってもこのままバーミンガムで続けることが最良の選択か分からないが、結果的にセルティックを離れたことは失敗だったと言えるか。

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