エステヴァンと同じく将来が期待されているが…… チェルシーが獲得した“エクアドルの至宝”がレンタル先で13戦1ゴールと苦戦中

ストラスブールにレンタル移籍しているパエス photo/Getty Images

続きを見る

ストラスブールでは信頼を掴めていない

今季のチェルシーではブラジルのパルメイラスから合流した18歳のブラジル代表FWエステヴァン・ウィリアンが印象的なプレイを披露しており、将来のエース候補として力強いスタートを切った。

そのエステヴァンと2列目でコンビを組む時がくればと期待されてきたのが、今夏にエクアドルのインデペンディエンテからチェルシーに加わった18歳のエクアドル代表MFケンドリー・パエスだ。

エステヴァンがチェルシーに残ったのに対し、パエスはフランスのストラスブールへレンタル移籍することに。チェルシーとストラスブールは同じ『BlueCo』がオーナーグループとなっており、密接に連携してきた。今季よりチェルシーに戻ったブラジル代表MFアンドレイ・サントスもストラスブールにレンタル移籍していた期間があり、そこでの活躍は見事だった。
パエスにもサントスと同じルートを歩むことが期待されていたが、ここまで期待通りとはなっていない。パエスはリーグ戦13試合で1ゴールに留まっており、最近はスタメンから外れるゲームも少なくない。

仏『L’Equipe』は時折才能を見せるものの、リーグ・アンのスタイルに適応できていないと指摘。このままシーズン終了までレンタル契約を続けるか分からないとまで伝えている。

パエスはエクアドルサッカー界の至宝であり、同国での期待も大きい。チェルシー側も期待をかけているはずだが、今季前半戦は思うように育成が進んでいない。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.312 波乱の前半戦TOPICS

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ