ボローニャに敗れ首位陥落のナポリ 指揮官は「死んでいるチームとは働きたくない」と不満爆発

ナポリのアントニオ・コンテ監督 photo/Getty Images

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今季公式戦5敗目

ナポリは9日(現地時間)に行われたセリエA第11節でボローニャと対戦し、0-2で敗れた。これで公式戦3試合連続未勝利となり、前節まで守っていたセリエA首位の座も明け渡すことになった。

ナポリは50分に右サイドを突破されて失点すると、66分にも今度は左サイドからのクロスをボローニャのジョン・ルクミにヘディングで合わせられ追加点を献上。敵地で手痛い完封負けとなった。

今年夏に大型補強を実施し、優勝候補の本命と目されながら期待通りの結果を出せていないナポリ。この現状に指揮官のアントニオ・コンテ監督の我慢は限界に達しつつあるようだ。ボローニャ戦後、コンテ監督は試合中継を担当した『DAZN』の取材に応じ、チームへの不満をぶちまけた。
「我々にはあらゆる分野でエネルギーが欠けていた。残念だったのは、我々よりも相手のほうが多くのポジティブな部分と勝利への意思を示していたことだ。今シーズンに入ってもう5敗目だ。このことについては考える必要がある」

「新チームが始動して3,4カ月経つが、いまだに調和が見られないし、戦う気持ちも感じられない。こういう状況を変えられるのか、私には分からない。私は死んでいるチームとは一緒に働きたくない。全員が自らの責任を全うしなければならない」

昨季のリーグ王者であるナポリがシーズン序盤で勢いに乗ることができず、今季のセリエAの優勝争いは混戦模様となりつつある。

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