堂安所属のフランクフルトが佐野海舟の獲得を本格検討 現地紙「候補者リストの中でかなり上位にいる」

マインツの佐野海舟(右) photo/Getty Images

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今季ブンデスで全試合先発フル出場中

9日(現地時間)、フランクフルトはブンデスリーガ第10節でマインツと対戦し、81分に堂安律がゴールを決め、1-0で勝利した。

今年夏にフライブルクから加入した堂安が見事な単独突破から決勝弾を決めてマインツを下したフランクフルトだが、その一方でこの試合に先発したエリス・スキルとマフムド・ダフードのダブルボランチはともに精彩を欠き、同クラブにとって守備的ミッドフィールダーの補強が急務であることを強く印象付けた。

ドイツ紙『Bild』によれば、スポーツディレクターのマルクス・クレシェ氏をはじめとしたフランクフルトの首脳陣も新たな守備的ミッドフィールダーを遅くとも来年夏までに獲得したいと考えているという。そして、彼らの作成した補強候補のリストには、マインツの佐野海舟も含まれていると同紙は伝えている。
「マインツのカイシュウ・サノは、フランクフルトの幹部達の持っている候補者リストの中でかなり上位にいる。彼なら全てをチームにもたらしてくれる。運動量豊富で多くの試合に出場できるデュエルマシンであるだけでなく、ボール扱いも上手い」

「サノは次のステップに進む準備ができていて、彼が来年の夏以降もマインツに残るかは不確かだと見られている。もっとも、今の状況から考えれば、この日本人選手が安売りされることはないだろう。彼の市場価値は2500万ユーロ(約44億8000万円)程度と見積もられているが、恐らくマインツはそれ以上の金額を要求してくるだろう」

佐野をめぐってはフランクフルト以外にも複数のクラブが動向を注視しているとされることから、これから来年夏にかけて佐野の去就に関する報道がさらにヒートアップしていくことになるかもしれない。

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