たった“13分”で終わったリヴァプールでの戦い 市場価値1500万ユーロまで落ちたMFの気になる行き先

リヴァプールでは戦力にならなかったアルトゥール photo/Getty Images

欧州へ渡ってからは批判される機会も目につく

リヴァプールの中盤を助ける存在となるはずが、まさかの13分間で今季は終了となってしまった。

今季大きく期待を裏切ったのは、MFアルトゥール・メロ(26)だ。

セレソンでもプレイしてきたアルトゥールは、昨夏にユヴェントスからレンタルでリヴァプールに加わった。しかし怪我のトラブルもあり、何とトップチームでのプレイは昨年9月のCL・ナポリ戦の13分間のみとなってしまった。
終盤には負傷から戻ってきていたのだが、プレミア最終節のサウサンプトン戦もベンチに座ったまま出番はなし。プレミアリーグでは1分もプレイしないまま今季が終わった。

リヴァプールにとっては計算外だったはずだが、英『Daily Mail』によればアルトゥール自身は今後もプレミアリーグでプレイしたいとの意志があるという。現段階での評価は実に難しいが、アルトゥールはまだトップレベルでプレイできるのだろうか。

バルセロナ、ユヴェントス、そしてレンタルでリヴァプールと経歴は見事だが、欧州へ渡ってからは批判される機会も目につく。足下の技術は高いが、得点に関与する機会が少ないのだ。

バルセロナでは72試合で4ゴール6アシスト、ユヴェントスでは63試合で1ゴール1アシストだ。

2019年時点では7000万ユーロだった市場価値も現在は1500万ユーロまで急減。今季は忘れられた存在となっていたが、アルトゥール復活への道はあるか。

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