アルベル監督がFC東京を退任 昨季保持型への土台を作るも就任2年目で成績振るわず

アルベル監督が退任 photo/Getty Images

安間ヘッドコーチが暫定監督に

FC東京は14日、2年目を迎えたアルベル・プッチ・オルトネダ監督の退任を発表した。後任監督が決定するまでの間は、安間貴義ヘッドコーチが暫定で指揮を執ることも併せて発表している。

バルセロナのスカウトやアカデミーコーチも歴任したアルベル氏は、2020年にアルビレックス新潟の監督に就任。2年間J2で指揮を執ると、昨季よりFC東京の監督に就任した。

ポゼッションスタイルへの土台作りとなった昨季は、6位でシーズンを終了する。新たなスタイルとともに結果が求められた今季だが、ここまで17試合で5勝4分8敗と負け越し、順位は12位と低迷した。

成績不振による監督交代となったが、2021年から主力陣をさほど変えていない中、スタイル変更を目指したFC東京。前任の長谷川健太監督時代に結果を残したメンバーで、ボール保持型という異なる形へと舵を切るのは大きな仕事だっただろう。

また序盤戦はケガ人も多く、主力陣の離脱も相次いだ。新監督を招へいして的確な補強の下、反撃の狼煙を上げたい。

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