パリでの生活は不幸だった? バルセロナでもなく、サウジでもなくインテル・マイアミを選んだ理由とは

家族と一緒のメッシphoto/Getty Images

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「スポットライトから離れたかった」

昨年のカタールW杯でアルゼンチン代表として悲願の優勝を果たしたリオネル・メッシ。35歳の今でもサッカー界を牽引している存在だ。

メッシは今季でフランスのパリ・サンジェルマンからの退団を発表した。移籍先として、バルセロナへの復帰や、ロナウド、ベンゼマに次いでサウジアラビアのクラブに行くことが予想されていた。

しかし、メッシが移籍先に選んだのはアメリカのクラブチーム、インテル・マイアミ。元イングランド代表、デイビッド・ベッカムがオーナーグループの1人を務めるクラブである。
バルセロナ復帰が多くのファンから期待されていたこともあり、「なぜ?」と感じた人もいるかもしれない。『THE Sun』によると、メッシが欧州から離れてアメリカのクラブを選んだ理由をインタビューで話している。

「バルセロナが僕を復帰させるために他の選手を売ったり、給料を減らしたりする責任を負いたくなかった」

「僕は自分の未来を誰かの手に委ねて、2年前と同じような状況になりたくない。バルセロナへ復帰はしたかった。しかし、それが僕が復帰を選ばなかった理由だ」

「少しスポットライトから離れて家族のことをより多く考える時間をもちたい」

「この2年間は満足できない、不幸な期間だった」

誰よりもスポットライトを浴びる存在だからこそ、メッシの周囲にはノイズも多い。アメリカは心機一転にはもってこいだったのかもしれない。

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