オランダ・エールディヴィジでは、毎年のように大ブレイクする若手が出てくる。そこから5大リーグのクラブに引き抜かれる者も多いのだが、今季話題を呼んだ選手の1人に『チェコのアリエン・ロッベン』が挙げられる。
PSVで19ゴールを挙げたFWシャビ・シモンズも話題を呼んだが、それに負けず劣らずのインパクトを残したのがトゥエンテ所属のチェコ代表FWヴァーツラフ・チェルニー(25)だ。
チェルニーは25歳の選手で、若手とは言いづらい。ただ、5大リーグのクラブが狙うには十分な魅力を備えた選手だ。
オランダ『Soccernews』はチェコのロッベンとチェルニーを紹介しているが、その表現通り右サイドからの仕掛けを得意とするレフティーアタッカーだ。今季はエールディヴィジで第4位となる64回のドリブル成功数を記録しており、確かにドリブルを仕掛ける姿勢はロッベンを思わせるところがある。
その突破はトゥエンテの大きな武器となっており、チェルニーは今季リーグ戦で14ゴール13アシストを記録。得点ランクは第5位、アシストランクは18アシストを決めたアヤックスFWドゥシャン・タディッチに次ぐ第2位だ。今季のエールディヴィジで得点&アシストでTOP5に入ったのはチェルニーのみで、そのインパクトは十分だ。
同メディアはドイツのヴォルフスブルクが関心を示していると取り上げており、5大リーグで見てみたいアタッカーだ。今季のエールディヴィジで最も印象的なアタッカーと言っても大袈裟ではない。