国内リーグのタイトルはライバルのベンフィカに奪われてしまったが、今季もポルトガルの名門FCポルトは充実のシーズンを過ごした。
国内カップのタッサ・デ・ポルトガル、タッサ・ダ・リーガを制しており、チャンピオンズリーグではベスト16でインテルと激闘を繰り広げた。
そしてこれらの戦いに大きく貢献してきたのが、40歳のDFペペだ。
今季は膝の怪我で数試合ピッチを離れることはあったが、その鉄人ぶりは健在。今季も全コンペティション合わせて36試合に出場し、多くのゲームでキャプテンマークを巻いてきた。
今季の国内カップ2冠により、ペペがクラブキャリアで獲得してきたタイトルはちょうど30に達した。
ポルトでは国内リーグを4度制した経験を持ち、タッサ・デ・ポルトガルは3度、スーパーカップにあたるスーペルタッサ・カンディド・デ・オリベイラも5度制してきた。
そしてレアル・マドリードではチャンピオンズリーグを3度、リーガ・エスパニョーラを3度、クラブW杯も2度制した。
ポルトガル代表の方ではEURO2016も制しており、40歳の今も代表メンバーに名を連ねている。ポルトとの契約も来夏まで残っているため、来季もこのパフォーマンスを継続できる場合はEURO2024を戦うポルトガル代表でも主力になれるはず。その先にあるワールドカップ2026への参戦も鉄人のペペならあり得るかもしれない。