ジョゼ・モウリーニョ監督率いるローマは現在ヨーロッパリーグで決勝まで勝ち進んでいる。来月1日にはタイトルを懸けたセビージャとの決戦に臨む。
モウリーニョ体制2シーズン目を終えようとしているローマは、昨季も欧州カップ戦のタイトルを獲得した。新設されたヨーロッパカンファレンスリーグを制し、大会初代王者に輝いたのだ。
今回ローマがセビージャを下してEL優勝を成し遂げれば、彼らは2年連続で欧州カップ戦のタイトルを手にすることになる。モウリーニョ監督はこの事実を誇りに思っているようで、セビージャ戦への意気込みをこのように語った。英『Football Italia』が伝えている。
「我々はローマの歴史を積み重ねるために日々努力している。2年連続で欧州大会の決勝に進出できるのは、偉大な歴史を持つビッグクラブだけだ」
「自分がキャリアの中で何を勝ち取ってきたかはあまり気にしていない。過去は過去であり、歴史は変えられない。私は常に未来を見つめている。おそらく、これが私の哲学における極意なのだろう」
「私は長い間サッカーに関わってきたが、今回の決勝戦は新しい決勝戦だ。現時点では、何を勝ち取ることができるかではなく、いかにローマのファンに幸せをもたらすことができるかを考えている」
昨季はECLを制したことにより、ローマに14年ぶりとなるタイトルをもたらしたモウリーニョ監督。彼の勝負強さは歴史が証明しているが、今回も栄冠を手にすることができるのか。