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「決して忘れることはない」 フォンテが3部から引っ張り上げたセインツの時代に一つの区切り|theWORLD(ザ・ワールド)|世界のあらゆるスポーツを楽しもう!

「決して忘れることはない」 フォンテが3部から引っ張り上げたセインツの時代に一つの区切り

サウサンプトンを引っ張ってきたフォンテ photo/Getty Images

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2部への降格が決まってしまった

まだイングランド・プレミアリーグは2試合を残しているが、最下位に沈むサウサンプトンはすでに2部降格が決定してしまった。

サウサンプトンは2012‐13シーズンにプレミアへ昇格して以降、巧みな補強術などを駆使しながら1部残留を続けてきた。ヨーロッパリーグに出場したシーズンもあり、FWサディオ・マネやDFフィルジル・ファン・ダイク、そして日本代表DF吉田麻也など多くのタレントがチームを支えてきた。

中でも、2010年代のサウサンプトンを象徴する選手だったのがDFジョゼ・フォンテだ。
ポルトガル代表でも通算50試合に出場する実力者ではあるが、フォンテのブレイクは遅かった。ポルトガル代表もデビューは30代に入ってからのことで、それにはサウサンプトンでの活躍が大きく影響している。

フォンテがサウサンプトンに加入したのは2010年のことだが、当時のサウサンプトンは3部相当となるリーグ1に所属していたのだ。そこから2年でプレミアまで昇格し、フォンテも2017年までプレイを続けてきた。2010年代のサウサンプトンを語るうえでフォンテは欠かせない。

ポルトガル『O Jogo』によると、フォンテもサウサンプトンへの愛は特別だと振り返っている。

「財政的な問題もあり、僕は3部のサウサンプトンへ移籍することになった。プレミアリーグでプレイしたいとの野望があったから、非常に難しい決断だったよ。それでも、最終的にはそれが実現したけどね。サウサンプトンには大きな愛を持ち続けてきた。決して忘れることはない。とても幸せな日々だったし、その後は代表初招集もあったからね」

39歳を迎えた現在もフランスのリールで主力としてプレイを続けているが、サウサンプトン降格には思うところがあるだろう。ロナルド・クーマン、マウリシオ・ポチェッティーノ体制の頃はトップ6入りを狙えるところまで力をつけていたが、フォンテが離れた2017-18シーズン以降はボトム10が定位置となってしまった。そしてついに2部降格だ。

サウサンプトンは1シーズンでプレミアへ戻ったこられるだろうか。マネやフォンテ、ファン・ダイク、アダム・ララーナといったタレントたちが活躍した時代に一つの区切りがつき、サウサンプトンはもう一度やり直しの時を迎える。

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