若くしてドイツへと渡った元日本代表MFの現在 ブンデス2部で切り札として武者修行を続け連発中

伊藤のブレイクに期待だ photo/Getty Images

シント・トロイデンからレンタル中

シント・トロイデンからドイツ2部へと武者修行を続けている伊藤達哉。今季は昨季を超える結果を残してチームに貢献しているアタッカーは、現在も成長を続けている。

2015年に柏レイソルのアカデミーからハンブルガーSVへと渡った伊藤は、U-19チームやBチームでプレイ。2017-18シーズンにはトップチームでも経験を積み、ブンデスリーガで20試合に出場し、日本代表にも招集されるなど期待を寄せられた。

2019年にはシント・トロイデンへと移籍するものの、ベルギーではなかなか結果を残すことができず。3シーズンでリーグ戦わずか18試合の出場にとどまると、昨季からはブンデス3部のマクデブルクへ期限付き移籍。2部昇格を果たし、2年目となる今季は2部で戦っている。

今季は途中出場から結果を残す伊藤は、22日に行われた第29節ブラウンシュヴァイク戦でも62分から途中出場して1ゴール。さらに翌節にはハンブルガーSV戦でも決勝ゴールをマークし、今季はここまでリーグ戦28試合に出場して5ゴール4アシストを記録している。

ドイツ2部で活躍することができれば、ベルギー復帰への希望も見え、ドイツ1部のクラブも関心を示すことだろう。25歳となったアタッカーは、ドリブルとスピードを武器に欧州でのキャリアを歩み続けている。さらなる活躍を見せられるか注目だ。

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