「過小評価されている」 フリー補強から8年、“37歳”の今も走り続ける鉄人ミルナーへの評価

リヴァプールで長く活躍するミルナー photo/Getty Images

ブライトンが関心を寄せているとも

2015年夏、リヴァプールはマンチェスター・シティに所属していたMFジェイムズ・ミルナーをフリーで獲得した。

この8年でミルナーとリヴァプールが手にしたものは多い。プレミアリーグ、FA杯、EFL杯、チャンピオンズリーグ、クラブワールドカップなど、成功に包まれた時間だ。

その中でミルナーは主役ではなかったかもしれないが、指揮官ユルゲン・クロップのあらゆる要求に応えてきた。中盤を本職としてきた選手だが、時にはサイドバックをこなすなどユーティリティ性も抜群。運動量も豊富で好不調の波が少なく、指揮官にとって信頼しやすい選手だ。
現在そのミルナーに注目しているのが同じプレミアリーグのブライトンだ。日本代表FW三笘薫も所属しているブライトンはスカウティングの面でも大きな注目を集めているが、今季でリヴァプールとの契約が満了を迎えるミルナーに目をつけているのだ。

今年1月に37歳の誕生日を迎えた大ベテランだが、ミルナーはいわゆる鉄人タイプだ。豊富な経験値は中堅クラブにとって貴重で、こうしたユーティリティプレイヤーはチームに必要だ。

英『Sportbible』もミルナーのブライトン移籍に関する情報を取り上げているが、SNS上では「リヴァプールのレジェンド」、「リヴァプール最高のフリー補強だ」、「過小評価されている」といった意見が挙がっている。

近年のリヴァプールではFWモハメド・サラーやDFフィルジル・ファン・ダイクといった選手たちが主役として絶賛されてきたが、あらゆる角度からチームを支えてきたミルナーも称賛されるべき実力者だ。

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