ロリスの後釜は“世界最高GK候補” 新守護神メニャンの存在に「フランスはアップグレードした」との声

アイルランド戦でメニャン(左)は大活躍 photo/Getty Images

実力はロリス以上?

昨年のワールドカップ・カタール大会終了後、フランス代表は守護神ウーゴ・ロリスが代表引退を表明した。

ロリスは2008年よりフランス代表歴代最多145試合に出場してきたレジェンドであり、本来こうした世代交代には悩みが生じるものだ。

しかし、その常識はタレント軍団フランスには通用しない。ロリスに代わる新守護神となったのはミランGKマイク・メニャンで、これまたレベルが高い。
フランスは27日にEURO2024予選第2節でアイルランド代表と対戦して1-0の勝利を収めているが、ここでメニャンはきっちりと実力をアピールした。1-0とリードして迎えた終盤にはコーナーキックから2本続けて危ないシーンがあったが、メニャンはこれも連続セーブ。

特にアイルランド代表DFネイサン・コリンズが放ったヘディングシュートは威力、コースともに抜群だったが、メニャンはこれを右手一本で弾き出している。この反応速度はロリスの全盛期を上回ると言っていいかもしれない。

SNS上では「メニャンは現時点で世界最高のGKだ」、「フランスはメニャンのおかげでアップグレードした」といった声が挙がっており、早くもロリスの後釜問題は解決したと言える。

元よりミランで昨季のスクデットに貢献したメニャンは高い評価を得ており、怪我さえなければカタール大会でもロリスよりメニャンを優先すべきとの意見もあった。現在メニャンは27歳。今後5年ほどはフランス代表がGK問題で悩むことはなさそうだ。

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