過去にチェルシーを指揮
ラツィオはセリエA第25節には今季わずか1敗で首位を独走するナポリに1-0と勝利し、第27節のローマ戦でも1-0で上位対決を制した。ここまで15勝を挙げており、インテルやミランを差しおいて2位に浮上している。
そのチームを率いている指揮官にプレミアリーグ復帰の噂が挙がっている。過去にチェルシーでUEFAヨーロッパリーグのタイトルも獲得したマウリツィオ・サッリ監督である。
イタリア国内のさまざまクラブで指揮を執ったサッリ監督は、ナポリを退任した2018-19シーズンにチェルシーの監督に就任する。キャリア初となる国外のクラブとなったが、リーグ戦は3位、EL優勝と好成績を収める。しかし1年でチームを退団して、イタリアへと復帰した。
英『Sky Sports』によればそのサッリ監督に対し、ウェストハムやトッテナムといったクラブが関心を示している模様。さらにUAEからの高額なオファーはすでに拒否したようだと伝えている。
特にトッテナムを選択すればアントニオ・コンテ監督の退任からサッリの就任という当時のチェルシーと同じ流れになる。ラツィオ続投か、プレミア再挑戦か、イタリアの名将が選ぶ道はどこになるか。