チェルシーの宝、マウントの後任候補にも? フラムで本領発揮の男にビッグクラブが熱視線

人気が高まっているペレイラ photo/Getty Images

新天地で輝きを放っている

ビッグクラブへ舞い戻ることになるのか。フラムで躍動するMFアンドレアス・ペレイラにチェルシーなどが関心を示しているようだ。

マンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身であり、2019-20シーズンにはトップチームで公式戦40試合に出場したペレイラ。しかしその後はラツィオやフラメンゴへのローン移籍を経験し、今季は昇格組のフラムへ完全移籍。プレミアリーグ9位につけるチームにおいて攻撃のキーマンとして活躍しており、現時点で記録している6アシストはリーグ6位タイの数字だ。

米『ESPN』によると、そんなペレイラにチェルシーが興味を抱いている模様。チェルシーは契約が2024年夏までとなっている生え抜きの主力MFメイソン・マウントとの契約延長交渉が進んでおらず、彼の移籍の可能性が徐々に現実味を帯びてきている。そのためペレイラをマウントの後任候補の一人として考えているようだ。
また、パリ・サンジェルマンやアトレティコ・マドリードといったクラブもペレイラの動向を注視しているという。特にPSGはファイナンシャルフェアプレイ(UEFAの定める財政規則)の問題に取り組むという観点からも、ペレイラが費用対効果の高い契約になると考えているようだ。

ペレイラがマルコ・シウバ監督の下で秘めていたポテンシャルを解放していることは間違いないが、チェルシーにとってマウント退団、ペレイラ獲得のシナリオは決して理想的なものとは言えないだろう。ペレイラ側からしても前線が飽和気味なチェルシーはベストな環境とは言い難いはずで、伸び伸びプレイするという意味ではPSGでもアトレティコでもなくフラム残留がベターとなりそうだが、一体どのような未来が待っているのか。

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