ロナウジーニョが12年ぶりに欧州サッカーに帰ってきた ピケ主催の7人制リーグに出場も元プロDFに封じられる

写真はレジェンドマッチに出場した2019年当時のロナウジーニョ氏 photo/Getty Images

元気にプレイする姿を見せた

現役時代には魔法のようなプレイで観客を魅了した元ブラジル代表MFロナウジーニョ氏。そんな彼が約12年ぶりにヨーロッパで催されているサッカーの大会に出場した。
 
パリ・サンジェルマンやバルセロナ、ミランで活躍し、バルサ時代の2005年にはバロンドールも受賞したロナウジーニョ氏。2011年にミランを退団してからは母国ブラジルやメキシコのクラブを渡り歩き、2018年に現役引退を表明。その後も刑務所内のフットサル大会で得点を量産したことが話題になるなど、度々世間を賑わせていた。
 
そんなロナウジーニョ氏は日曜日にスペインの地で行われた7人制サッカー、キングス・リーグの試合にポルチーノFCの一員として出場。英『Daily Mail』によると、かつてデポルティーボ・ラ・コルーニャやエスパニョールでプレイしていたDFアルベルト・ロポ氏に封じられたため、あまりインパクトを残すことが出来ず。「僕は走りたくないから、他の選手を走らせた」と漏らしていたようだ。
 
キングス・リーグは昨年末に引退した元バルセロナDFジェラール・ピケ氏とTwitch配信者のイバイ・ジャノス氏が立ち上げた大会であり、セルヒオ・アグエロ氏やイケル・カシージャス氏といった往年の名プレイヤーも参加している。
 
この大会では「イエローカードをもらったら2分間の一時退場」「キックオフは両チームの選手がゴールライン上に横一列で立った状態から始まる」「各チーム1試合に1回だけ何かしらのアドバンテージが得られる特別なカードをランダムで使用できる」などといった風変わりなルールが採用されており、各試合日ごとにゲストプレイヤーを1人チームに迎え入れることも可能。ロナウジーニョ氏は今回その枠でポルチーノFCに呼ばれた形だ。
 
この試合はキングス・リーグの公式YouTubeチャンネルで視聴することができる。世界中の人々がロナウジーニョ氏のような名手のプレイをもう一度見ることができるだけでも、非常に価値のある大会と言えそうだ。

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