吉田麻也と同僚の頃とは別人の姿? オランダで《150戦73ゴール77アシスト》も決めるセルビアの才能

アヤックスでは驚異的なペースで得点に関与しているタディッチ photo/Getty Images

アヤックスではゴールを量産するアタッカーへ

26日、アヤックスはエールディヴィジ第23節でフィテッセと対戦し、2-1で勝利を収めた。

このゲームで1アシストを記録したのがアヤックスFWドゥシャン・タディッチだ。

セルビア代表でも活躍してきたタディッチは今回のフィテッセ戦がアヤックスで迎えるエールディヴィジ150試合目だったのだが、驚くべきはその成績だ。

この150試合でタディッチは73ゴール77アシストの成績を残しており、単純に150のゴールに絡んできたことになる。150試合で150ゴールに関与するとは見事だ。

タディッチはこれまでセルビアのヴォイヴォディナ、オランダのフローニンヘン、トゥエンテ、そこからイングランドのサウサンプトンを挟み、2018年にアヤックスの選手としてエールディヴィジへ戻ってきた。サウサンプトンでは日本代表DF吉田麻也ともチームメイトだった時期がある。

ただ、その当時とは印象が異なる。タディッチは現在34歳を迎えているが、年齢を重ねるごとに得点力が増している。フローニンヘンでは通算76試合で14ゴール、トゥエンテでは85試合で32ゴール、サウサンプトンでは162試合で24ゴールだったが、アヤックスではここまで227試合で100ゴールだ。アヤックスがオランダ国内を代表する名門であることも考慮すべきだが、それでもタディッチの得点力が上がっているのは確かだろう。

今季アヤックスは苦戦気味だが、タディッチはきっちりと数字を上げてきている。チームのキャプテンでもあり、今後も重要な存在としてチームを支えていくことだろう。

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