グリーリッシュ、ラッシュフォードの大活躍で序列はどうなる 気になるフォーデンの立ち位置

マンCで成長してきたフォーデン photo/Getty Images

イングランド代表&マンCでの序列変更もある

さすがにマンチェスター・シティはポジション争いが激しい。先日22歳の若さでクラブ通算200試合出場を達成したイングランド代表MFフィル・フォーデンの序列が変わってきているのだ。

左ウイングのライバルとして評価を伸ばしてきたのは、2021年夏に1億ポンドとされる移籍金でやってきたジャック・グリーリッシュだ。2人は同じイングランド代表のチームメイトであり、同時に強烈なライバルでもある。ここ最近はグリーリッシュが指揮官ジョゼップ・グアルディオラの信頼を掴んでおり、パフォーマンスのレベルも高い。

右には同じレフティーのリヤド・マフレズがいて、インサイドにもケビン・デ・ブライネ、イルカイ・ギュンドアン、ベルナルド・シウバら名手が揃う。FWアーリング・ハーランドとフリアン・アルバレスを前線で並べるパターンもあり、フォーデンにはライバルが多いのだ。
今季序盤はマンチェスター・ユナイテッドとのダービーマッチでハットトリックを記録するなど見事なスタートを切ったが、ここ最近は重要なゲームでスタメンから外れることも珍しくなくなってきた。国内リーグでは直近2試合こそ先発しているが、今月15日に行われたアーセナルとの大一番はベンチスタートだった。

さらに22日に行われたライプツィヒとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1stレグもベンチに座ったまま出番がなく、左ウイングではスタメンに入ったグリーリッシュが得点に絡む活躍を見せている。

イングランド代表では昨年のワールドカップ・カタール大会で主力を務めていたが、大会後はマンUでマーカス・ラッシュフォードが爆発。マンCのチームメイトであるグリーリッシュも評価を伸ばしているため、フォーデンの立ち位置は代表でも変わってくるかもしれない。ビッグクラブであるマンCでのポジション争いは避けられないが、さらなる結果を残さなければスタメン確保は厳しいか。

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