バルサ戦2ndレグではマンUの戦力が大幅UP? L・マルティネス&ザビッツァーも含め最大4人がカムバックの可能性

パレス戦後に離脱していたアントニーもまもなく復帰か photo/Getty Images

徐々に選手起用の幅が広がっていくか

ここ数試合は負傷者や出場停止処分の影響により、多くの選手を欠いていたマンチェスター・ユナイテッド。そんな中でも無敗を継続するなど彼らはよく耐え忍んでいるが、FWアントニーとMFスコット・マクトミネイが復帰するという追い風が、もうまもなく吹く見込みのようだ。
 
アントニーやマクトミネイの他、FWアントニー・マルシャルも負傷離脱中、MFクリスティアン・エリクセンとMFドニー・ファン・デ・ベークは長期離脱中と苦しい台所事情に陥っていたここ最近のマンU。
 
さらに、MFカゼミロは9日のリーズ・ユナイテッド戦からプレミアリーグ3試合出場停止中であり、17日に行われたヨーロッパリーグのバルセロナ戦ではDFリサンドロ・マルティネスとMFマルセル・ザビッツァーが累積警告により欠場。今月に入ってから中盤で継続的に起用できた選手はMFフレッジくらいだった。
 
しかし、英『Manchester Evening News』によれば、アントニーとマクトミネイは24日に予定されているELバルサ戦2ndレグや、27日に予定されているカラバオカップ決勝までに復帰できる可能性があるという。今回のバルサ戦前にエリック・テン・ハーグ監督が彼らの状態についてこのように明かしている。
 
「上手くいっているようだ。彼らは復帰に向かっていると思う。練習場には戻ってきていて、個別にトレーニングをしている。今週末にはスコット(マクトミネイ)がチームに加わるかもしれないし、週末が明けたらアントニーを起用するかもしれない」
 
「しかし我々は見守る必要があるし、もちろん彼らは今見せてくれているような進歩を引き続き遂げなければならない」
 
オールド・トラッフォードで迎えるELバルサ戦2ndレグでは、今回欠場したL・マルティネスとザビッツァーが起用可能になる。その上アントニーとマクトミネイも戦力として計算できるとなれば、マンUにとってはかなり大きなプラスとなるだろう。
 
問題はその前に行われる19日のレスター・シティ戦。これを終えればプレミアリーグでもカゼミロを起用できるようになるだけに、なんとか彼なしでも持ち堪えて無敗を継続したいところ。中盤は再びフレッジとザビッツァーのコンビで挑むしかないと考えられるが、12日のリーズ戦のように勝利を飾ることができるか。

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