こめかみ指差しポーズ ラッシュフォードが行うセレブレーションの意味とは……

ゴール後にセレブレーションを行うラッシュフォード photo/Getty Images

メンタル面が充実か

おしゃぶりポーズ、靴磨きパフォーマンス、天を仰ぐポーズ……。サッカー選手たちがゴール後に行うセレブレーションは多種多様で、子供の誕生を祝ったり、得点者を称えたり、神に感謝を捧げたり、さまざまな意味を持つ。

そんな中、欧州で今注目を集めているセレブレーションがある。マンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォードが行う「こめかみを人差し指でさす」ポーズだ。現在好調な彼を真似るように、このポーズがイングランドを中心に流行りつつある。

では、このポーズにはどんな意味があるのか。英『Daily Mail』によると、このポーズは2014年にテニスの全豪オープンを制したスタン・ワウリンカが、絶対的強者のノバク・ジョコビッチとラファエル・ナダルを破った際に使用。メンタル的な障害を克服し、自身が“ゾーン”に入っていることを周囲に示すために使ったとされる。
ラッシュフォードが同様の意味で使用しているかは定かではない。ただ、同選手は以前、メディアの前で「頭がスッキリして、今はやる気に満ち溢れている」、「昨季はピッチ外に関することで、メンタル的に苦しんでいた。試合に適した頭の余裕がなかったんだ」と明かしていた。このことから同メディアは、ラッシュフォードも以前よりメンタル面が充実していることを、このセレブレーションで示唆しているのではないかという見解を示している。

やはりメンタル面の成長は、人をひと回りもふた回りも成長させるのだ。メンタル面の問題を乗り越えたラッシュフォードは直近のリーグ戦9試合で8ゴール。ユナイテッドの10番が似合う男になってきた。

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