サンチョ、ガルナチョ、ペリストリら前線の層も厚くなってきた EL・バルサ戦で問われるマンUの総合力

テン・ハーグの下で調子を上げるマンU photo/Getty Images

2月から問われる層の厚さ

指揮官エリック・テン・ハーグの下で勢いに乗るマンチェスター・ユナイテッド。国内リーグの戦いも重要ではあるが、16日にはその真の実力が試されるビッグマッチが控えている。

16日、マンUはヨーロッパリーグ決勝トーナメント・プレイオフでバルセロナと激突するのだ。バルセロナの方もシャビ・エルナンデスの下で形が出来てきており、プレイオフの中でも最注目のカードだろう。

英『Manchester Evening News』が注目しているのは、テン・ハーグがシーズン当初より唱えてきた『層の厚さ』だ。
「11人の選手では勝てない。特に今季は非常に多くのゲームがあるため、選手層が重要だ。EL、プレミア、ワールドカップもある。人数ではなく、質の高い選手を揃えることが重要だ」

テン・ハーグはこう語っており、確かに今季はワールドカップの影響で一部の選手に負担がかかっている。そこにヨーロッパリーグの戦いが入ってくるため、上手くローテーションしていく必要も出てくる。

前線では、ジェイドン・サンチョが戻ってきた。さらにテン・ハーグは後半戦より若いアレハンドロ・ガルナチョ、ファクンド・ペリストリの出番も増やしており、こうした取り組みが後半戦にどう影響してくるか非常に楽しみだ。特にサンチョの復活はサポーターが望んでいるものであり、本来はスタメンを獲るべき実力者だ。

ヨーロッパリーグ決勝トーナメントに進んだ場合はガルナチョら若手も重要になってきそうだが、テン・ハーグが思う層の厚いチームは完成したのか。バルセロナ戦はそれがテストされる場となりそうだ。

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