テン・ハーグが14年追い続けた新加入FWベグホルスト マンUデビューは近日か

マンUでの初トレーニングはすでに終えたようだ photo/Getty Images

197cmの長身を誇る大型FWだ

先日、バーンリーからマンチェスター・ユナイテッドへのローン移籍が決まった30歳のオランダ代表FWボウト・ベグホルスト。14日に行われたマンチェスター・シティ戦には間に合わなかったが、19日に行われるクリスタル・パレス戦でのマンUデビューに期待がかかる。
 
FWクリスティアーノ・ロナウドの退団により、最前線で出場できる選手がFWアントニー・マルシャルとFWマーカス・ラッシュフォードくらいとなってしまったマンU。FIFAワールドカップ・カタール大会のアルゼンチン戦で2ゴールを奪う活躍を見せたベグホルストに白羽の矢を立て、シティ戦の前には移籍を完了させた。
 
残念ながらシティ戦でのデビューとはならなかったが、オールド・トラッフォードでこの試合を見守るベグホルストの姿はカメラに捉えられていた。英『Manchester Evening News』によれば、この試合後にエリック・テン・ハーグ監督はベグホルストに関する自らの考えを明かしており、場当たり的な補強ではないことを示唆している。
 
「私は長い間、彼のキャリアを追い続けてきた」
 
「彼が16歳の時から知っているが、どのクラブに行っても驚かせてくれた。もちろん、彼は私がスカウティングしてきた選手だ」
 
「彼は在籍した全てのクラブで、何かをもたらしたり、何かを強化できることを示してきた。彼は信じられないほどのメンタリティを持っている。しかも彼は守備でもチームに価値を与えることができるんだ」
 
そして16日、マンUはクラブの公式Instagramにて「ユナイテッドでの初めてのトレーニングセッション」というメッセージをベグホルストのトレーニングウェア姿とともに投稿している。英『METRO』によれば、マルシャルがシティ戦で45分のみの出場に留まったのは負傷が原因だったようで、19日に行われるクリスタル・パレス戦でベグホルストがマンUデビューを飾る可能性も十分ありそうだ。テン・ハーグ監督のお眼鏡にかなった彼がマンUで一体どのようなプレイを見せるのか、出場した際はその活躍に期待したい。

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