チェルシー不調の一因は“離脱者の多さ” ザカリア負傷&J・フェリックス一発退場により11人が起用不可

フラム戦で負傷したザカリア photo/Getty Images

ポッター監督は苦しんでいる

13日に行われたプレミアリーグのフラム戦で2-1の敗戦を喫したチェルシー。この試合の最も大きなニュースは、アトレティコ・マドリードからローンで加入したFWジョアン・フェリックスがデビュー戦で一発退場となったことだが、MFデニス・ザカリアの負傷離脱も大きな痛手となっている。
 
ザカリアが負傷交代となったのは56分。自陣低い位置でルーズボールを拾ったザカリアは前線へパスを送ったが、この直後に足を引きずる仕草を見せた。ピッチに倒れ込んで医療スタッフの処置を受けた後、ゆっくりとピッチを去ってMFジョルジーニョと代わっている。
 
英『Football London』によれば、グレアム・ポッター監督は「怪我の程度についてはまだ何とも言えない」と語っており、復帰時期は不明となっている。一発退場により3試合出場停止となったJ・フェリックスと合わせて、チェルシーはこの試合だけで2人の選手を失うことになってしまった。
 
さらに問題なのは、これで負傷離脱者が10人に上ってしまったことだ。6日に行われたマンチェスター・シティ戦では、前半のうちにFWラヒーム・スターリングとFWクリスティアン・プリシッチが負傷交代していた。他にもMFエンゴロ・カンテやDFリース・ジェイムズ、DFベン・チルウェル、GKエドゥアール・メンディ、MFルベン・ロフタス・チーク、DFウェズレイ・フォファナ、FWアルマンド・ブロヤが負傷中であり、ここにザカリアが加わってしまった形だ。
 
現在チェルシーはリーグ10位に甘んじており、直近の公式戦8試合でわずか1勝と苦しんでいる。負傷者の多さが影響していることは間違いなく、せめてこれ以上は増やしたくないところ。英『Football London』は、カンテとR・ジェイムズ、チルウェル、フォファナの4人が2月中に復帰する予定だと伝えており、ロフタス・チークに関しては21日のリヴァプール戦で復帰する可能性もあるようだ。冬の移籍市場でも大きな動きを見せているだけに、ここからは上昇していくしかないだろう。

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