大迫敬介も広島と契約更新で激しいGK競争に 林卓人に新加入の田中雄大、ゴールを守るのは誰になる?

広島の正守護神を務める大迫 photo/Getty Images

大迫の残留が決まった広島

サンフレッチェ広島は19日、大迫敬介との契約を更新したことを発表した。今季は正守護神としてチームをけん引してきた大迫は、クラブの飛躍と個人の高いパフォーマンスを発揮できるか。

広島の下部組織出身で2018年にトップチームへと昇格した大迫は、2年目に正GKとしての地位を確立。J1で29試合に出場するなど大きく飛躍すると、2020年には林卓人とのポジション争いを繰り広げ、15試合の出場にとどまった。

しかしその後も広島で高い存在感を発揮し続けると、昨季は27試合でゴールマウスを守る。今季はミヒャエル・スキッベ監督が就任したクラブは好成績を残しており、J1リーグ戦は3位、天皇杯とルヴァンカップで決勝に進出してルヴァンカップのタイトルを獲得。その中で大迫は守護神として広島ゴールを守り続けた。
林との競争に勝利して地位を確立する大迫だが、新たなライバルが現れた。広島はブラウブリッツ秋田で堅守の柱となっていた田中雄大を獲得。好セーブを連発し、J3時代には無敗記録更新に大きく貢献した田中は、大迫にとって強敵となるだろう。すでに広島と契約を更新済みの林も存在感も大きく、三つ巴での争いとなる。激しい競争を勝ち抜き、より成長することができるか。

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