熊本で成長を続ける最前線のエース 14ゴールとJ2での躍進を支えた髙橋利樹

髙橋のゴールで躍進した photo/Getty Images

3年目を戦った今季

昨季J3優勝を果たしたロアッソ熊本は今季J2で大きな躍進を遂げた。昇格初年度ながら4位という好成績を挙げてJ1参入プレイオフに出場すると、1回戦、2回戦と勝ち上がり、J1の16位・京都サンガF.C.との決定戦を戦い抜いた。

最終的にはJ1へと進むことはできなかったが、今季の躍進はクラブにとっても大きな1年となったことだろう。大木武監督の下、有力な大学生を多数獲得し、主力として活躍。その中で最前線で高いパフォーマンスを発揮したのが髙橋利樹である。

国士舘大学から2020年に熊本へ加入。1年目からレギュラーとして輝き、32試合9得点と1年目からエースとして君臨した。翌年も8ゴールでJ3優勝に貢献し、迎えた初のJ2では40試合で14ゴールとキャリアハイの成績を残してチームの躍進を支えた。
[3-1-3-3]という特殊なスタイルで3トップの最前線に構える髙橋。前線からの積極的なプレッシングや182cmという身長を生かしたキープ力で攻守の起点になった。さらに得点力も向上しており、24歳のストライカーはここからさらに成長していくことだろう。

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