テン・ハーグも称賛するダロトの成長 ウェストハム戦で光った逆サイドからのクロス対応

ウェストハム戦で多くのピンチを凌いだダロトとデ・ヘア photo/Getty Images

ダロトはテン・ハーグ監督の信頼を掴んでいる

DFアーロン・ワン・ビサカの負傷が続いていることもあり、今季ここまでの公式戦17試合全てに先発出場しているDFディオゴ・ダロト。31日のウェストハム・ユナイテッド戦も先発フル出場となったが、彼はこの試合で素晴らしいパフォーマンスを見せている。
 
前半は積極的に高い位置まで顔を出し、FWマーカス・ラッシュフォードへのクロスなどでチャンスを作り出したウェストハム戦のダロト。試合は38分にMFクリスティアン・エリクセンのクロスをラッシュフォードが頭で合わせ、マンUが先制に成功した。
 
後半に入ると、今度はダロトがディフェンスで存在感を発揮する。特に素晴らしかったのは左サイドからのクロス対応であり、ファーで待ち構えていたダロトはヘディングでこれを尽くクリア。FWマイケル・アントニオなどに仕事をさせなかった。
 
英『Manchester Evening News』によれば、試合後にエリック・テン・ハーグ監督がダロトのパフォーマンスについて言及。彼の成長ぶりを称えている。
 
「ディオゴの成長には本当に満足している。彼は本当によくやっている」
 
「彼の守備時のポジショニングは試合を重ねるごとに良くなっていると思う。彼のタイミングやデュエルに関しても同様だ」
 
「ポゼッションの面でも彼は本当に良いと思うし、(ウイングを)アップダウンさせるための息も合っている」
 
ダロトがこれだけの活躍を見せているのは喜ばしいことだが、そうなることで今度は彼が欠場する際の不安が大きくなっている。ワン・ビサカが復帰したとしてもその落差は激しいと予想され、今マンUで最も代えの効かない選手はダロトになっているのかもしれない。

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