アーセナルvsリヴァプールで起こった“発言問題”が決着 FAの調査で渦中のヘンダーソンには処分下さず

口論となった両選手たち photo/Getty Images

ヘンダーソンとガブリエウが一触即発

イングランドサッカー協会(FA)は26日、プレミアリーグ第10節アーセナルとリヴァプールで起こった問題について最終的な決定を下した。対象となった人物は、リヴァプールのジョーダン・ヘンダーソンだ。

トラブルが起きたのは、2-2で迎えた76分だった。アーセナルの3点目となるPKが与えられたタイミングで、両者が激しい口論となり、他選手たちが仲裁に入ることに。ヘンダーソンに対してガブリエウは激昂して詰め寄っており、グラニト・ジャカもガブリエウとともに怒りを露わにしていた。

そしてこの試合をさばいていたマイケル・オリバー主審はアーセナルのミケル・アルテタ監督とリヴァプールのユルゲン・クロップ監督に状況を説明するなど、場内は騒然となる。試合終了後、英紙『TheSUN』にてヘンダーソンがガブリエウに対し、問題の発言があったとの告発があったため、この問題について調査を行うと報じていた。
そして実際にFAが調査した結果、ヘンダーソンに対して処分を行わないことを発表。調査は口論時に近くにいた複数選手への聞き取りや言語の専門家によるビデオでの検証などを行ったものの告発されたような内容の発言は聞いておらず。調査と検証を駆使しても確認が取れなかったと伝えている。そのため、告発された内容は真実ではなかったようだ。

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