アストン・ヴィラでは勝率“32.5%”だったが…… ジェラードのイングランド代表監督はアリなのか

ジェラードの新天地に注目集まる photo/Getty Images

イングランド人監督にこだわるなら候補者に

スコットランドのレンジャーズで結果を残し、プレミアリーグで自身の実力を証明すべくアストン・ヴィラの指揮官に就任したスティーブン・ジェラードの挑戦は、僅か40試合で終わってしまった。

現在アストン・ヴィラは15位と苦戦しており、クラブ上層部はジェラードの解任を決断したのだ。

元イングランド代表のスーパースターであるジェラードの指揮官としての手腕に期待していたファンも多いだろうが、初めてのプレミアリーグは苦い結果となってしまった。中堅クラブとはいえ、アストン・ヴィラでの勝率が32.5%というのは厳しい。
気になるのは次なる行き先だが、まさかのイングランド代表監督就任もあり得るかもしれない。英『TalkSport』によれば、その可能性を指摘したのは元イングランド代表FWダレン・ベント氏だ。

「彼は元イングランド代表の選手であり、指名されても驚きはしないよ。彼も候補者の1人になり得ると思う」

現在イングランド代表はガレス・サウスゲイトが指揮しているが、ここ最近の結果から人気は高くない。ワールドカップ・カタール大会の成績次第では監督交代もあるだろう。

その際イングランド人監督にこだわるのであれば、ジェラードも候補にはなるだろう。チェルシーの指揮官を離れたトーマス・トゥヘル、若手育成に定評あるマウリシオ・ポチェッティーノらも面白いが、イングランド人監督が好まれているのも事実だ。

まだジェラードは指揮官として満足な結果を残したとは言えないが、一気に代表監督のポストに就くのか。話題性はあるが、危険な賭けになるだろう。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ