ブンデスで得点量産のストライカーがW杯で初招集も? 日本と対戦するドイツのフリック監督のFW選考は誰になるのか

得点ランクトップのフュルクルク photo/Getty Images

複数選手をチェックとも

今季ブンデスリーガへと昇格を果たしたブレーメンにて高いパフォーマンスを発揮している男が二クラス・フュルクルクである。昨季はブンデスリーガ2部で33試合に出場して19ゴール6アシストとチームを昇格へ導いたストライカーは1部でも、その得点力を発揮している。

今シーズンも得点源の一人として期待されていたフュルクルクは、その期待を大いに上回る活躍を見せる。開幕戦のヴォルフスブルク戦で今季初得点を決めると、続く第2節のシュツットガルト戦でもゴールと2試合連続で得点を奪う。さらにPKでも得点を稼ぎつつ、ボルシアMG戦では2ゴール1アシストと輝く。

開幕から9試合で8ゴールと得点を量産しているフュルクルクは、昨季のブンデスリーガMVPのクリストファー・エンクンクやバイエルンのジャマル・ムシアラなどを押しのけ、得点ランキングでトップに君臨。チームも昇格初年度で5位に浮上するなど、ドイツ国内で大きな活躍を見せているのだ。
そんなフュルクルクに対し、注目している男がドイツ代表のハンジ・フリック監督。英『Sky Sports』のインタビューにて同選手について「(ホッフェンハイム戦も)フュルクルクを見ていたよ。彼がいまやってのけていることは、非常にメリットのあるものだ。今は非常に良い流れに入っており、あのような要素をもたらしてくれる選手はチームにはいない」と称賛している。

ワールドカップに向けて国内で得点を量産するストライカーのメンバー入りはあるのだろうか。指揮官は冷静に選手を見ており「(フュルクルクは)まだ少し時間をかけたい、一歩一歩だね」と様子を見ているようだ。さらに彼だけでなく「このポジションについてはブンデスリーガで目をつけている選手が何人かいる」と語る指揮官。日本とも対戦するドイツだが、FWは誰が招集されるか、メンバー発表まで目が離せない。

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