開幕から7試合で失点はわずかに1。守護神は543分間無失点 内容悪くとも負けないバルセロナは勝負強いチームになった?

守護神テア・シュテーゲンの活躍もあってバルセロナが勝ち点3獲得 photo/Getty images

タイトルを獲得するために勝負強さは重要になる

バルセロナは2日にアウェイでマジョルカと対戦した。

バルセロナは代表ウィークの影響で多くの主力選手を怪我で欠くことになり、ロナウド・アラウホ、ジュール・クンデと守備陣の重要人物が戦列から離れている。アラウホは重症だったようで出術を実施し成功が報告されている。

そういった背景もあってマジョルカ戦の最終ラインは目新しいメンバーになった。右から本来左サイドバックでプレイするアレハンドロ・バルデが入り、センターバックはアンドレアス・クリステンセンとジェラール・ピケ、左にジョルディ・アルバが入った。
マジョルカ相手に1-0と勝利したバルセロナだが、代表ウィーク明けで体が重いのか攻撃では物足りなさが目立った。20分ロベルト・レヴァンドフスキのスーパーゴールで先制したが、全体でのビッグチャンス数はマジョルカよりも少ない0回とデータサイト『SofaScore』では記録されている(マジョルカは1回)。アラウホ、クンデの欠場、慣れないバルデの右サイド起用などテスト的な要素も強い配置のため仕方ないが、5日と13日のCLインテル戦、16日のレアル・マドリードとのエル・クラシコを前にしていると考えれば攻撃面でのクオリティ不足は問題視するべきかもしれない。

それでも勝ちきれるのが今季のバルセロナであり、7試合終えて6勝1分と無敗を継続している。レヴァンドフスキのような決定力があるストライカーの加入は大きく、今季何より堅守が目立つ。リーグ戦7試合で失点はわずかに1。レアルは6試合で6失点しており、他リーグでバルセロナに続くのはセリエAアタランタの7試合で3失点くらいだ。

この堅守は守備陣の補強が大きく影響している。前述したように離脱してしまっているがクンデ、マジョルカ戦で先発したクリステンセンの2人が即戦力としてチームを支え、若手ではバルデが存在感を発揮し始め今季すでに3アシストを記録している。

守護神マルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの存在も忘れてはならない。30代に突入したGKは今季かなり仕上がっており、マジョルカ戦では3セーブを記録。パッとしない攻撃陣を支える安定したセービングを見せ、勝ち点3獲得に貢献している。西『MUNDO DEPORTIVO』によると、テア・シュテーゲンは現在534分間無失点を継続しており、19-20シーズンに達成した記録を更新したという。

試合終了後指揮官であるシャビ・エルナンデスは西『MARCA』にて「我々は輝くことができなかったが、非常に重要な勝ち点3を獲得した」とコメントを残している。長いシーズンを戦う中ですべての試合に快勝することは難しく、マジョルカ戦のように難しい試合で白星を挙げられる勝負強いチームがリーグタイトルを獲得することになる。昨季のレアルはまさにその勝負強さの塊のようなチームであり、今季のバルセロナはその高みに近づくことはできるのだろうか。

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