ヴァランの隣には“マンUのセルヒオ・ラモス”がいる マンU変える小さな戦士

マンUでファイトするリサンドロ・マルティネス photo/Getty Images

マンUの即戦力となった

昨季はやや苦しんだが、今季は序盤から安定しているマンチェスター・ユナイテッドDFラファエル・ヴァラン。レアル・マドリードでほとんどすべてのタイトルを手にしてきたセンターバックだけに、マンUでもディフェンスリーダーになるべき選手だ。

そしてレアルでコンビを組んできたセンターバックといえば、セルヒオ・ラモスだ。高い守備能力に加え、闘争心剥き出しのプレイがラモスの魅力である。それと似た素質を備えていると評価されるのが、今季よりマンUでコンビを組むリサンドロ・マルティネスだ。

アヤックスからやってきたマルティネスはプレミアリーグで戦うには小柄すぎるとも指摘されたが、今はそうした声も少なくなってきた。ハリー・マグワイアとヴィクトル・リンデロフを上回り、今はヴァランとマルティネスがベストコンビだ。
英『Daily Star』によると、クラブOBのポール・パーカー氏はマルティネスがヴァランにとって理想的なパートナーだと評価する。間もなく始まるマンチェスター・シティとのダービーマッチでも、コンビには大きな期待をかけている。

「シティに圧倒されたり、憶することはない。ユナイテッドは敵地へ向かい、何かを得ようとする必要がある。彼らが最初のゴールを決めた時に何が起こるか見てみたいね。同じ4バックでゲームをスタートすべきだ。何かを得たいなら、最終ラインをいじることは難しい。ヴァランは今すべてのゲームに出たいと思っているだろう。ヴァランにとってマルティネスはマドリーでのセルヒオ・ラモスだよ。今彼の隣にいるのは戦士だ」

マルティネスはマグワイアほど高さやパワーを提供できるわけではないが、機動力は高い。5大リーグでの戦いにも恐怖心はないようで、マンUが上位を目指すうえでこのコンビは欠かせない。

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