守護神クルトワの忙しさがレアルの問題を表している? この1年で欧州5大リーグ最多“174セーブ”

レアルのゴールを守るクルトワ photo/Getty Images

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クルトワのパフォーマンスは見事だが……

GKのセーブ数が多いことを喜ぶべきか複雑なところだが、レアル・マドリードの絶対守護神ティボー・クルトワは2025年も抜群のパフォーマンスを見せた。

データサイト『Opta』は、クルトワが欧州5大リーグでプレイしているGKの中で全コンペティション通じたセーブ数が最多だったと伝えている。

その数は実に174セーブで、クルトワのセービング能力は今も世界最高クラスだ。ただ、これはチームがそれだけシュートを浴びている証拠でもある。
GKのセーブ数は、各リーグの下位クラブでプレイするGKほど多くなる傾向にある。下位クラブはそれだけ相手に攻め込まれることが多いからだ。

クルトワが所属するレアルは常にタイトルを狙うタレント集団であり、クルトワが忙しいのはあまり良いことではないだろう。もっともこれは全コンペティションを合わせたセーブ数のため、各リーグの下位クラブはそもそも欧州カップ戦に出場していないケースがほとんどだ。単純にクルトワの方が年間にこなした試合数が多いとも言えるが、それでもレアルにとっては喜んではいけない数字だろう。



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