プレミアでは直近“63試合で1アシスト”だったが…… さっそくルカクが魅せるラウタロとの阿吽の呼吸

インテルへ戻ったルカク photo/Getty Images

チェルシーでは少なかったアシスト

やはりインテルのスタイルが合っていたのかもしれない。インテルへ戻ったFWロメル・ルカクが好調だ。

今節3-0で勝利したスペツィア戦では、35分にロングボールをヘディングで後方へ落とし、FWラウタロ・マルティネスのゴールを見事にアシスト。ヘディングのコースも、ラウタロの地の這う左足シュートもすべてが美しい圧巻の先制点だった。

ルカクは開幕節のレッチェ戦でゴールを決めていたが、早くも1ゴール1アシストだ。相変わらずラウタロとの相性は良く、このコンビが機能した時のインテルは強い。
セリエAでのルカクは得点数もそうだが、アシストも目立つ。プレミアリーグでは昨季チェルシーでプレイしたが、リーグ戦でのアシスト数は26試合の出場でゼロだった。

その前には2018-19シーズンをマンチェスター・ユナイテッドの選手として過ごしているが、このシーズンもアシストは32試合の出場でゼロ。

プレミアリーグでは直近63試合で1つしかアシストを決めておらず、チェルシーでもマンUでもチャンスメイクで思うような結果を残せなかった。

一方インテルではラウタロとのコンビが効いていることもあり、以前在籍していた頃を含め直近18試合で8つもアシストを決めている。

チェルシーでは結果を出せずに苦しい時間を過ごしたが、インテルへ戻ってからは歯車が噛み合っている。今夏のインテル復帰はベストな判断だったと言えそうだ。

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