開幕4試合で“レッドカード5枚”の大崩壊 11失点喫して仏2部でも最下位のレ・ヴェールはどうした

昨季2部へ降格したサンテティエンヌ photo/Getty Images

1部昇格どころか最悪の事態を想定する必要も……

昨季のリーグ・アン降格だけでもサポーターにとっては大ショックだっただろうが、2部のリーグ・ドゥでもレ・ヴェールの愛称を持つサンテティエンヌが最悪のスタートを切っている。

サンテティエンヌは昨季リーグ・アンで18位に沈み、2部へ降格。理想としては1シーズンで1部へ戻りたいところだが、サンテティエンヌはリーグ・ドゥでも開幕4試合で2分2敗と未勝利。順位も最下位となってしまっている。

荒れ模様な試合も笑えない。開幕戦のディジョン戦ではFWデニス・ブアンガが一発レッド、第3節のクヴィイー戦ではDFミカエル・ナードが決定機阻止で一発レッド、極め付けは第4節のル・アーブル戦で、DFアントニー・ブリアンソンが31分に2枚目のイエローカードを受けて早々に退場。
その6分後にはFWマテュー・カファロが一発レッド、66分にはGKエティエンヌ・グリーンも一発退場となり、何と8人でゲームを終える珍現象に。試合も0-6のスコアで敗れており、昨季からの悪夢は終わっていない。

この4試合で5人も退場処分を食らっていることになり、さすがに多すぎる。得失点の内訳も4ゴール11失点とボロボロだが、このままでは3部降格も冗談ではないか。

昨季リーグ・アンを最下位で終えたボルドーが5位スタートとまずまずの成績になっているのに対し、サンテティエンヌの方が酷いスタートだ。早くこの負の流れを断ち切りたいが、サンテティエンヌは立ち直れるか。

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