“30歳”でプレミアデビューの苦労人 196cmの超大型FWが辿り着いた舞台「あらゆることをやった」

ボーンマスでプレイするムーア photo/Getty Images

10年かけて辿り着いた舞台

30歳でのプレミアデビューには特別な思いがあるだろう。

正確には29歳でのデビューなのだが、今月6日のアストン・ヴィラ戦でプレミアリーグ初出場を飾ったのはボーンマスに所属するウェールズ代表FWキーファー・ムーアだ。

ウェールズ代表では昨夏のEURO2020も経験しているため、196cmのサイズを誇る大型センターフォワードのムーアを知っているサッカーファンもいるだろう。ただ、これまでイングランド1部でプレイしたことは一度もなかったのだ。

その歩みは決してエリートとは言えず、2012年に下位カテゴリーのトゥルーロ・シティFCからプロキャリアがスタート。そこからヨーヴィル・タウン、フォレスト・グリーン・ローバーズ、イプスウィッチ・タウン、バーンズリー、ウィガン、カーディフと移籍を繰り返し、イングランド2部でプレイするところまでステップアップ。

そして今年冬にボーンマスへ移籍し、プレミア昇格を勝ち取った。今季開幕戦となった6日のアストン・ヴィラ戦でプレミアデビューを果たしたわけだが、その2日後の8日にムーアは30歳の誕生日を迎えた。実質30歳でのプレミアデビューと言っていいだろう。しかもアストン・ヴィラ戦ではゴールまで記録し、チームは2-0で勝利を収めた。

続く13日のマンチェスター・シティ戦は0-4のスコアで大敗することになったが、ムーアにとっては充実したゲームだろう。残留を第一目標とする昇格組のボーンマスにとって196cmもサイズのあるムーアはターゲットマンとして計算しやすく、マンC戦でもムーアは先発を任されている。

英『Daily Mirror』によると、ムーアは初のプレミアリーグでの戦いを楽しんでいるようで、このチャンスを逃すつもりはないと燃えている。

「ここに到達するまで本当にあらゆることをやってきた。ありがたいことに今はここにいて、この機会を逃すつもりはない。両手で掴むつもりだよ」

2部で154試合、3部で83試合をこなしてきた苦労人のムーアはプレミアでさらなる成長を遂げ、ウェールズ代表のターゲットマンとして11月のワールドカップへ臨む考えだ。

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