ハラーの“後継者”は決まった 45分で結果出したブロビーが新生アヤックスのスーパーエースへ

アヤックスで活躍するブロビー photo/Getty Images

開幕戦からきっちりゴール

今夏にDFノゼア・マズラウィ、リサンドロ・マルティネス、ニコラス・タグリアフィコ、MFライアン・グラフェンベルフ、GKアンドレ・オナナ、FWセバスティアン・ハラーら主力を失ったアヤックス。指揮官エリック・テン・ハーグもマンチェスター・ユナイテッドへ向かったため、今季は後任のアルフレッド・スロイデルとともに心機一転新たなスタートだ。

中でも点取り屋だったハラーが抜けた前線は一気に手薄になると心配されており、テン・ハーグの下で高い攻撃力を披露していたチームがどう変わっていくかは楽しみだ。

しかし、早くもハラーの後継者となり得るホープは出てきている。ライプツィヒから戻ってきている20歳のFWブライアン・ブロビーだ。
ライプツィヒから戻ってきた昨季後半戦も11試合で7ゴールと絶好調だったが、その流れは今季も続いている。5日に行われたフォルトゥナ・シッタートとのエールディヴィジ開幕戦ではいきなり1ゴール1アシストと躍動。

それもブロビーは後半からの出場だったのだが、45分間のプレイで流れを変えるのは簡単ではない。今夏にライプツィヒから再獲得したブロビーには早くも爆発の予感が漂う。

このゲームは前線でアントニー、ステーフェン・ベルフワイン、ドゥシャン・タディッチのトリオが先発していたのだが、ここにブロビーも控えているのは大きい。先発、途中出場に関係なく結果を残せることは証明済みだ。

アントニーの去就には様々な話題があるが、ブロビーは新生アヤックスの柱になれるのか。イタリアのACピサから加えた201cmの大型FWロレンツォ・ルッカもフォルトゥナ・シッタート戦ではベンチに入っており、こちらにも期待はかかる。しかし、やはりハラーの後釜はエールディヴィジでの実績があるブロビーこそふさわしい。20歳のブロビーが目指すは、エールディヴィジ得点王だ。

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