前十字靭帯断裂で全治8ヵ月と今季絶望 日本代表で負傷した宮市亮は来季に向けた準備を

宮市の復活に期待だ photo/Getty Images

今季中の復帰は厳しいか

今季は数々のケガを乗り越えて横浜F・マリノスで華々しく復活を遂げ、日本代表に招集された宮市亮。しかし代表戦で待っていたのは、次なるケガへの試練だった。

クラブは日本代表戦で負傷した宮市亮のケガの状況を発表。右ひざ前十字靭帯断裂と診断され、2日に神奈川県内の病院にて手術を行った宮市は、全治まで8ヵ月かかる見込みだと伝えられている。

中京大中京高校から2011年にアーセナルへ渡り、フェイエノールトやボルトン、ウィガンなどでその爆発的なスピードを生かして存在感を発揮。しかし度重なるケガで主力に定着することはできず、アーセナルでも出場できない日々が続く。2015年にザンクトパウリへ移籍するも、左ひざ前十字靭帯を断裂し長期離脱。2016年4月に復帰するものの、負傷を繰り返して2017年6月には右ひざ前十字靭帯を断裂していた。
2019-20シーズンにはブンデスリーガ2部で29試合1得点とキャリアでもっとも多くの試合に出場すると、2021年には横浜FMへと加入。今季は左ウイングとして活躍し、J1で15試合3得点3アシストを決めていた。今シーズン中の復帰は絶望的となり、11月に行われるFIFAワールドカップへの選出は厳しい状況だろう。それでもまずは復帰に向けて回復し、万全な状態で来シーズンの復帰に期待したい。

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