シティ行き破談となったククレジャにチェルシーが興味 問題は既存選手との兼ね合い?

ククレジャは今夏の人気銘柄だ photo/Getty images

24歳と若い左SBだ

今夏の移籍市場ではマンチェスター・シティ行きが噂されていたブライトンのマルク・ククレジャ。シティ指揮官であるジョゼップ・グアルディオラはククレジャの獲得を望んでおり、ククレジャ自身もシティ行きを希望するなど相思相愛の関係だったが、クラブ間で合意とはならず、英『BBC』によると交渉は終了したようだ。

英『Daily Mail』によるとチェルシーがククレジャの獲得レースに参戦するようだ。前述したようにシティとブライトンの交渉は破談しており、ククレジャがシティに行く可能性は低い。

ククレジャはシティ移籍を望んでおり、チェルシー行きに考えが傾くかは分からないが、ブライトンは5000万ポンドの評価額を支払うクラブが現れれば売却すると考えられている。ブライトンはヘタフェからククレジャを獲得した際に1500万ポンドの移籍金を支払っており、チェルシー行きが実現すれば約3倍以上の利益を手にすることになる。
チェルシーの左サイドバック、左ウイングバックの戦力でいえばベン・チルウェル、マルコス・アロンソ、エメルソン・パルミエリがいる。

アロンソはバルセロナ移籍の可能性があるが、チルウェル、エメルソンの2選手は来季戦力として数えられている。チルウェルは以前から不動の地位を築いており、エメルソンは昨季ローンでクラブを離れていたが、ここまでのプレシーズンマッチでは4試合に左サイドバックや3バックの一角として出場している。

ここにククレジャが加われば同じポジションに4人の戦力を保有することになる。アロンソは移籍するにしてもそれでも3人であり、多い。出場機会の確保ができず、ククレジャがチェルシー行きを望まない可能性がある。

今夏の人気銘柄となっているククレジャ。守備力が高い選手として知られており、22-23シーズンはどのクラブでプレイすることになるのだろうか。

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