「間違いなく大きな改善がなされた」 ルーク・ショーがテン・ハーグの改革によるマンUの変化を明かす

新加入のマラシアと左SBを争うショー photo/Getty Images

好スタートを切っているテン・ハーグ・ユナイテッド

現在プレシーズンツアーに臨んでいるマンチェスター・ユナイテッドは、先日のリヴァプールやメルボルン・ビクトリーとの親善試合において、それぞれ4ゴールを奪う快勝を収めた。左サイドバックを務めるイングランド代表DFルーク・ショーは、今季から指揮官に就任したエリック・テン・ハーグ監督の手腕を評価している。

今夏はフェイエノールトからDFタイレル・マラシアというライバルが加入したものの、リヴァプール戦、メルボルン戦ともに彼を差し置いてショーは左サイドバックで先発出場を果たしている。現状ではテン・ハーグ監督にもマラシアよりショーが上だと見られているはずだ。

そんなショーはプレシーズンのトレーニングやここ2試合の様子などを踏まえ、テン・ハーグ監督やチームについて言及。マンUの公式HPにそのコメントが掲載されている。

「クラブは本来あるべき姿ではないし、より高い強度を保つという点において、レベルアップのために大きな一歩を踏み出さなければならない。この2週間、特にトレーニングでは、間違いなく大きな改善がなされたと思う」

「そして試合でも、今まで見たことのないようなものが見られたと思うので、これからが楽しみだよ」

「監督はチームが何を必要としているのか知っているし、自分のスタイルを持っている。選手たちも彼がどのようにマネージメントしたいのかしっかりと受け止めていて、とても楽しんでいるよ」

補強はあまり順調に進んでいないものの、ショーのコメントからはテン・ハーグ監督が既存戦力を用いてチーム改革を進めていることが見て取れる。実際、リヴァプール戦やメルボルン戦では、FWアントニー・マルシャルやFWマーカス・ラッシュフォードなどが、明らかに昨季とは違う動きを見せた。

クリスティアーノ・ロナウドの去就が不透明となっているCFや、バルセロナのMFフレンキー・デ・ヨングの獲得を狙っているボランチなど、層の厚さが気になるポジションはまだいくつかあるが、最悪今いる選手たちでもなんとかなるのかもしれないと思わせるほど、テン・ハーグ監督の手腕にかかる期待は大きい。

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