新たに浮上した堂安のフライブルク行き PSV残留orブンデス再挑戦という魅力的な2つの選択肢

去就が注目されている photo/Getty Images

昨季はオランダで奮闘した堂安

現所属先のPSVと2024年まで契約を結んでいる日本代表FW堂安律。少し前にはマインツ行きも噂されていたが、独『Kicker』によれば、堂安のフライブルク移籍が間近に迫っているようだ。来週中には契約が成立する可能性もあると報じられている。

もしこのフライブルク行きが実現すれば、堂安にとっては2度目のブンデスリーガ挑戦となる。レンタル選手としてビーレフェルトで戦った2020-21シーズンは、チームの中心として34試合5ゴール2アシストを記録。ドイツ1部でも通用することはすでに証明済みだ。

昨季の堂安はビーレフェルトからPSVへと戻り、激しいポジション争いを繰り広げた。エールディヴィジでは出場24試合で8ゴールを記録し、ヨーロッパリーグやヨーロッパカンファレンスリーグにも出場。日本人初となるKNVBカップ制覇を成し遂げるなど、多くの経験を積み上げた。

今回移籍先候補として挙がっているフライブルクは、昇格組だったビーレフェルトとは違い、ブンデスリーガで中堅としての地位を確立しているクラブ。昨季はリーグ戦を6位で終え、EL出場権を勝ち取り、DFBポカールでも準優勝と好成績を残している。独『transfermarkt』は、堂安がドイツへの復帰を熱望していると報じており、ブンデスへの再挑戦にあたって、かなり魅力的なクラブであることは間違いない。

しかしPSVもまた好成績を残しており、昨季リーグ戦を2位で終えたことによりチャンピオンズリーグの予選出場を決めている。堂安は4月に応じたオランダ『Voetbal International』の取材で、「CLでプレイしたい」という自らの想いを明かしており、PSV残留という決断を下すことも十分に考えられる。はたして堂安の気持ちは現在どちらに傾いているのだろうか。

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