E-1選手権での注目はストライカー? “絶対的点取り屋”がいない日本代表の1番手の座を奪うのは誰だ

上田綺世はE-1選手権でアピールしたい photo/Getty images

7月19日に開幕する

7月に開催が予定されているE-1選手権。国内組を中心にメンバーを選び、香港、中国、韓国の3カ国と対戦する。オンライン取材で森保一監督は「これまでワールドカップに出場したことのある選手たちは招集しない方向でいる」と大迫勇也らベテラン勢の招集外を示唆したコメントをしており、これまで選ばれていない新戦力にスポットライトが当たることになる。

新戦力が中心になるとはいえ、ワールドカップ・カタール大会に行けるかどうかはまた別の話になる。6月の4連戦で、ある程度のメンバーは森保監督の中で固まっていると予想でき、E-1で大活躍となっても次の9月の海外組を含めた代表戦に呼ばれる可能性は低い。しかしストライカーであればカタール行きを掴めるかもしれない。6月の4試合では4人のストライカーが呼ばれたがこれといって存在感を示した選手はいない。

すでに代表に選ばれているが鹿島アントラーズの上田綺世は大きなアピールのチャンスだ。前述した4人の中では唯一の国内組であり、彼が1番手として3試合を戦うことになると予想できる。6月のゲームでは怪我の影響もあって結局ガーナ戦しか出番はなかった。鹿島ではすでに戦線に復帰しており、E-1選手権が良いアピールの場になるだろう。

同じく鹿島では鈴木優磨が今季素晴らしいパフォーマンスを披露している。6ゴールは上から5番目の数字であり、6アシストはリーグトップの数字だ。彼の強みは得点力もそうだが、周りを生かす能力に長けていることだ。最前線だけでなく少し降りて後方からのビルドアップを助け、サイドに流れれば味方との連携やクロスから好機を演出する。得点を奪うことだけに特化していないことが鈴木の強みであり、存在感のない今の代表のストライカー像を変えられる選手である。

U-23アジアカップを戦ったパリ世代の日本代表では柏レイソルの細谷真大が結果を残した。今季すでに6ゴールを挙げている20歳で、アジアカップでは2得点を決めた。スピードやドリブル、体を張ったポストプレイと万能なストライカーで、クラブだけでなく世代別での代表でもプレイして経験値を積んでいる。ボールを受けてからシュートを打つまでが非常にスムーズな選手であり、期待の若手である。

ストライカーの枠が3枠であれば彼らが選ばれると予想できる。カタール行きが濃厚な上田が主に起用されるといえるが、鈴木も細谷もピッチに立てば存在感を示すことができる選手たちであり、メンバー発表に期待だ。

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