CBからSBまで何でも屋な守備職人が積み重ねた《274試合出場》 地味に見えてもナチョはレアルの伝説だ

長年レアルを支えるナチョ photo/Getty Images

欠かせないユーティリティDFの実力

今のレアル・マドリードが強いのは、スター選手だけが頑張っているからではない。クラブを支えるいぶし銀な実力者たちも忘れてはならない。

その1人がクラブ通算274試合出場を誇るDFナチョ・フェルナンデスだ。決して派手なDFではないが、センターバックからサイドバックまでチームに生まれた穴を的確に埋める高度な守備能力を備えており、アカデミー出身者ということもあってクラブの哲学も身体に染み込んでいる。サポーターから愛されている選手の1人だ。

今季はダビド・アラバとエデル・ミリトンのセンターバックコンビがチームの軸になってきたが、ナチョは2人が欠場した際には穴を埋めてきた。チャンピオンズリーグでもマンチェスター・シティとの準決勝2ndレグで120分間のフル出場を果たすなど、強豪ともファイトできる実力者だ。

スペイン『Mundo Deportivo』もその活躍を称えており、リヴァプールとのチャンピオンズリーグ決勝で先発してもおかしくないと評価する。今は離脱していたアラバも全体トレーニングに合流しているが、ナチョ&ミリトン、ナチョ&アラバのコンビで決勝に臨んでも問題はないのだろう。

先日のカディス戦ではキャプテンマークを任され、そのパフォーマンスを指揮官カルロ・アンチェロッティも評価している。セルヒオ・ラモスやラファエル・ヴァラン、ペペがいた頃よりナチョはユーティリティDFとして居場所を守り続け、2013-14シーズンから数えて4度のチャンピオンズリーグ制覇も経験してきた。その経験値と実力は確かで、クラブのレジェンドと言っていいだろう。

スタメン、サブ、ローテーション要員と役職に関わらず、常にベストを尽くしてくれるナチョは貴重すぎるDFだ。決勝でも準備はできているはずで、声がかかればリヴァプールの前線封じへいぶし銀な仕事をこなしてくれることだろう。

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