アルテタの構想外になっていたエルネニーの過去 4連勝に貢献し日の目を浴びたアーセナルの裏方役

チームに安定感をもたらしたエルネニー photo/Getty Images

2016年から在籍するアーセナルの古株

先月のチェルシー戦以来、負傷離脱したトーマス・パルティの穴を埋めているアーセナルMFモハメド・エルネニー。このエルネニーの活躍がアーセナルの4位キープに一役買っていることは間違いないが、過去にはミケル・アルテタ監督に戦力外として扱われたこともあったようだ。

エルネニーはまだアーセン・ヴェンゲル氏がチームを率いていた2016年冬にスイスのバーゼルから移籍してきた選手だ。しかしアーセナルでは思うように出場機会が伸びず、ヴェンゲル氏の後任となったウナイ・エメリには2019年夏に戦力外を明言され、トルコのベシクタシュへ1年のローン移籍を果たしていた。

英『The Mirror』によれば、エルネニーはベシクタシュからアーセナルに戻ってきた2020年夏のエピソードをエジプトのテレビ番組で話している。ローン移籍が終わり、1年ぶりにアーセナルへ戻るはずのエルネニーだったが、その期間にアーセナルの監督はエメリからアルテタへ代わっていた。そしてそのアルテタ監督からは自身を来季の構想に入れていないと代理人を通じて伝えられ、他のクラブを探すよう言われたという。

それを聞いたエルネニーは実際に移籍先を探し始めたようだが、その後アーセナルからチームに戻ってプレシーズンに参加するよう打診され、エルネニーはその提案を受け入れたという。

結局アーセナルに戻ってからも、エルネニーは絶対的な戦力になることができず、今シーズンはさらに出番が減ってしまった。だが、もしこの時点でエルネニーがアーセナルに戻っていなければ、CL出場権確保に大きく前進した直近の4試合で彼を起用することは不可能だった。彼がいなければ4連勝も無理だったかもしれない。

英『The Athletic』によれば、アーセナルはつい先日、今夏までとなっていたエルネニーとの契約を延長するため、交渉を開始したという。アルテタ監督とアーセナルはこの4試合でエルネニーという名脇役の重要さを痛感したのかもしれない。

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