最終節で“奇跡の逆転残留”は可能か? バイエルン相手に2-2と引き分けた遠藤航擁するシュツットガルトの底力

バイエルン・ミュンヘン戦では中盤で輝きを放った遠藤航 photo/Getty images

守りを固め少ないチャンスを決めきった

遠藤航、伊藤洋輝の2人の日本人選手が在籍するシュツットガルト。18歳注目のセンターバックであるチェイス・アンリの入団も決まっており、今後はより日本人が増えることになる。

そんなシュツットガルトだが、今季は苦戦が目立つ。現在33節までを消化して勝ち点は30ポイントで16位。このままでは降格プレイオフに回ることになる。

それでも、前節バイエルン・ミュンヘン戦で引き分けて勝ち点1を獲得すると、15位ヘルタ・ベルリンとの勝ち点差は3ポイントにまで縮まった。最終節でシュツットガルトがケルンに勝利し、なおかつヘルタがボルシア・ドルトムントに敗れれば勝ち点で並び、得失点差で上回るシュツットガルトが15位でフィニッシュすることになる。バイエルンに引き分けていなければ勝ち点が並ぶチャンスすらなかったため、2-2の引き分けは実質的に大金星となった。

バイエルン戦ではシュツットガルトの強みが多く見られるゲームとなった。展開としてはバイエルンが主導権を握り、シュツットガルトがカウンターの機会をうかがう。中盤の遠藤がボールを奪取し、時間を作って前線にパスを供給することが多く、日本を代表する中盤は攻守に効いていた。攻撃ではボルナ・ソサ、サーシャ・カライジッチのホットラインが輝きを放っている。ソサはクロスの名手であり、2mあるカライジッチが頭で仕留める。2点目はまさにその形であり、ドイツ王者を困らせていた。2-2と同点に追いついた後にもチャンスを作っており、勝ち点3を獲得できる可能性も十分にあった。

今季も圧倒的な成績でリーグ優勝を遂げたバイエルン相手に引き分け、ギリギリのところで踏みとどまっているシュツットガルト。次節のケルンは今季7位と好調なチームだが、バイエルン相手に勝ち点を奪ったシュツットガルトであれば勝利の可能性は十分にある。

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